日立のコードレススティック掃除機「PV-BH900SM」と「PV-BL50M」は、どちらも軽くて扱いやすく、毎日の掃除を快適にしてくれる人気モデルです。ただ、見た目や機能が似ているため、「結局どちらを選べばいいの?」と迷いやすい組み合わせでもあります。この記事では、吸引力、軽さ、取り回し、便利機能、お手入れのしやすさまで、生活シーンに合わせて比較します。じゅうたんをしっかり掃除したい人、軽さを重視したい人、ペットの毛や髪の毛が気になる人など、自分の家に合う1台を選ぶためのポイントを整理していきます。
PV-BH900SMとPV-BL50Mは何が違う?
まず知っておきたい2機種の立ち位置
日立のコードレススティック掃除機PV-BH900SMとPV-BL50Mは、どちらもサイクロン式のスティッククリーナーです。コードを気にせず部屋の中を移動でき、床掃除から棚まわり、ソファ、車内の掃除まで使いやすいタイプです。
大きな違いは、PV-BH900SMが吸引力をより重視したモデルであるのに対し、PV-BL50Mは軽さと吸引力のバランスを重視したモデルという点です。PV-BH900SMは標準質量が1.6kg、PV-BL50Mは1.4kgなので、数字だけ見ると差は0.2kgです。しかし、掃除機は手に持って動かし続ける家電なので、この差をどう感じるかは使う人や掃除場所によって変わります。
どちらにも「3方向ごみくっきりライト」「からまんブラシ」「ARおそうじ」「自走機能」など、日立らしい便利な機能が搭載されています。そのため、基本性能だけで見るとどちらも高いレベルにあります。
迷ったときは、まず家の床材や掃除の悩みを思い出すのが近道です。じゅうたんやラグの奥のごみが気になるならPV-BH900SM、軽くサッと掃除したい日が多いならPV-BL50Mが候補になります。選ぶ基準は「パワーを優先するか、軽さを優先するか」です。
価格や在庫状況だけで決めると、使い始めてから重さやパワーの感じ方で後悔することがあります。毎日使う掃除機だからこそ、スペックの数字だけでなく、暮らし方に合うかどうかを見ることが大切です。
パワー重視のPV-BH900SM
PV-BH900SMは、日立のスティック掃除機の中でも「強い吸引力」を前面に出したモデルです。公式の説明でも、じゅうたんの奥のごみまでしっかり吸引することを大きな特徴としており、床の表面だけでなく、繊維の間に入り込んだ細かなごみにも対応しやすい設計です。
掃除機を選ぶとき、吸引力はとても気になるポイントです。特にじゅうたん、ラグ、ペット用マット、玄関マットなどは、髪の毛やほこり、砂ぼこりが入り込みやすく、軽い掃除機では物足りなく感じることがあります。PV-BH900SMは、そうした場所をしっかり掃除したい家庭に向いています。
標準質量は1.6kgで、コードレススティック掃除機としては軽量な部類です。PV-BL50Mよりは少し重いものの、吸引力を重視するモデルとしては扱いやすさも意識されています。パワーと軽さの両方を求めたい人にとって、PV-BH900SMは頼もしい選択肢になります。
また、多彩なツールが付属しているため、床だけでなく高い場所、すき間、家具の上、車のシート周辺などにも使いやすい点が魅力です。掃除機を何台も使い分けるのではなく、1台で家のあちこちを掃除したい人にも合います。
一方で、軽さだけを最優先にしたい人にはPV-BL50Mのほうが扱いやすく感じる場合があります。PV-BH900SMは「掃除の仕上がりをしっかり重視したい人」向けと考えると選びやすくなります。
軽さ重視のPV-BL50M
PV-BL50Mは、標準質量1.4kgという軽さが大きな魅力です。スティック掃除機は、思い立ったときにすぐ使えることが大切です。重い掃除機だと、掃除を始める前に少し気が重くなることがありますが、軽いモデルなら「少しだけ掃除しよう」と思ったときに手に取りやすくなります。
PV-BL50Mは軽いだけでなく、吸引力にも配慮されたモデルです。小型で軽量ながら、ハイパワーのファンモーターを採用し、空気の流れを効率よくコントロールしてごみを吸い込む設計です。そのため、フローリング中心の家や、毎日こまめに掃除する家庭では十分に使いやすいモデルといえます。
特に、階段や廊下、キッチンまわり、洗面所など、短い時間でサッと掃除したい場所では軽さが大きなメリットになります。片手で持ち上げたり、方向を変えたりする動きが多い場所では、1.4kgの軽さが効いてきます。
掃除機を出す回数が多い人ほど、軽さの価値を感じやすいです。毎朝の食べこぼし、帰宅後の玄関まわり、髪の毛が落ちやすい洗面所など、細かい掃除をすぐ終わらせたい人にはPV-BL50Mが合います。
PV-BH900SMほどパワー重視ではありませんが、便利機能はしっかり備わっています。「軽いのに必要な機能はきちんとある」という点がPV-BL50Mの強みです。
共通して使える便利機能
PV-BH900SMとPV-BL50Mには、共通する便利機能が多くあります。代表的なのが、3方向ごみくっきりライトです。ヘッドの前だけでなく左右も緑色LEDで照らし、床に落ちた細かなごみを見つけやすくします。部屋のすみや家具の近くは、明るい部屋でも意外とごみが見えにくいものです。このライトがあることで、掃除したつもりの場所に残っていたほこりや髪の毛に気づきやすくなります。
からまんブラシも両機種に搭載されています。髪の毛やペットの毛がブラシにからまりにくいよう工夫されているため、掃除後のお手入れの手間を減らしやすい機能です。掃除機は吸う力だけでなく、使った後の手入れがラクかどうかも重要です。
さらに、自走機能も備えています。ヘッドが前へ進む動きを助けてくれるので、力を入れすぎなくてもスイスイ動かしやすいです。軽い力で掃除できることは、毎日使ううえで大きな安心感につながります。
ARおそうじも共通機能です。スマートフォンを取り付けて掃除の軌跡を見えるようにする機能で、どこを掃除したか確認しながら進められます。掃除の抜けが気になる人にとっては、少し楽しく使える機能です。
どちらを選んでも基本的な便利機能はかなり充実しています。だからこそ、最終的にはパワーと軽さのどちらを重く見るかが選び方の中心になります。
迷ったときの選び方早見表
| 重視したいこと | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| じゅうたんやラグをしっかり掃除したい | PV-BH900SM | 吸引力を重視したモデルで、奥のごみまで掃除しやすい |
| 軽くて扱いやすい掃除機がほしい | PV-BL50M | 標準質量1.4kgで、日常使いしやすい |
| フローリング中心の家で使いたい | PV-BL50M | 軽さと吸引力のバランスがよく、こまめな掃除に向く |
| ペットの毛や細かなごみが気になる | PV-BH900SM | パワー重視でしっかり吸い込みたい場面に合う |
| 家族みんなで使いたい | PV-BL50M | 軽いため扱う人を選びにくい |
迷ったときは、上の表のように「掃除したい場所」と「使う人」を基準にすると選びやすくなります。掃除機はスペックの高いものを選べば必ず満足できるとは限りません。自分の家の床や生活パターンに合うことが大切です。
たとえば、リビングに大きなラグがある家庭や、子どもが外から砂ぼこりを持ち込みやすい家庭なら、PV-BH900SMのパワーが頼りになります。一方で、ワンルームやフローリング中心の家で、短時間の掃除を毎日したいならPV-BL50Mの軽さが使いやすさにつながります。
掃除機は毎日手に取る道具です。だからこそ、吸引力だけでなく、重さ、動かしやすさ、片付けやすさまで含めて考えるのがおすすめです。
パワー重視ならPV-BH900SM、軽さ重視ならPV-BL50Mと覚えておくと、かなり選びやすくなります。
吸引力と使いやすさで比べる
じゅうたん掃除に強いのはどっち?
じゅうたんやラグの掃除を重視するなら、PV-BH900SMのほうが向いています。PV-BH900SMは「強烈パワー」を特徴にしたモデルで、じゅうたんの奥に入り込んだごみまでしっかり吸い取ることを意識した設計です。表面のほこりだけでなく、繊維の間に入りやすい細かなごみを掃除したい家庭では、このパワーが役立ちます。
じゅうたんは、フローリングよりもごみが見えにくい場所です。髪の毛、ペットの毛、食べかす、砂ぼこりなどが繊維の中に入ると、軽くなでるだけでは取り切れないことがあります。PV-BH900SMは、そうした場所をしっかり掃除したい人に合っています。
もちろんPV-BL50Mでもじゅうたん掃除はできます。軽くて扱いやすいため、短時間の掃除なら十分便利です。ただし、厚みのあるラグや毛足の長いじゅうたんを念入りに掃除したい場合は、PV-BH900SMのほうが安心感があります。
じゅうたんの掃除では、ヘッドをゆっくり動かすことも大切です。どちらのモデルでも、急いで動かすより少し時間をかけて動かすほうが、ごみを吸いやすくなります。
じゅうたん中心の家で軽さだけを優先すると、掃除後の仕上がりに物足りなさを感じる場合があります。床材に合わせて選ぶことが、満足度を高めるポイントです。
フローリング中心ならどちらが快適?
フローリング中心の家なら、PV-BL50Mの軽さが大きな魅力になります。フローリングはじゅうたんに比べてごみが表面に出やすく、強いパワーだけでなく、サッと動かせることが使いやすさにつながります。食べこぼし、髪の毛、ほこりなどをこまめに掃除するなら、1.4kgのPV-BL50Mはかなり扱いやすいモデルです。
フローリング掃除では、掃除機を前後に動かすだけでなく、家具の脚まわりや部屋の角に向きを変える動きが多くなります。軽い掃除機はこの方向転換がしやすく、腕や手首への負担も少なく感じやすいです。特に、朝の忙しい時間や料理後のキッチンまわりなど、短時間で済ませたい掃除では軽さが効いてきます。
PV-BH900SMもフローリング掃除にもちろん使えます。吸引力が高く、細かなごみまでしっかり掃除したい人には頼れるモデルです。ただ、フローリングだけを毎日サッと掃除するなら、PV-BL50Mのほうが軽快に使える場面が多いでしょう。
フローリング中心なら、掃除のしやすさは軽さと取り回しで決まりやすいです。強い吸引力が必要な場面が少ないなら、軽量モデルのメリットを感じやすくなります。
毎日の掃除を続けやすくしたい人には、PV-BL50Mが合いやすいといえます。
自動運転でどこまでラクになる?
PV-BH900SMとPV-BL50Mには、床の状態に合わせて運転を調整する機能が備わっています。掃除機を使うとき、ずっと同じ強さで吸い続ける必要はありません。ごみが多い場所ではしっかり、少ない場所では効率よく運転してくれると、掃除の手間が減り、電池の使い方にも無駄が出にくくなります。
自動運転の便利なところは、使う人が細かくモードを切り替えなくてもよい点です。たとえば、フローリングからラグに移動したとき、または部屋のすみにほこりが多いときなど、毎回手元で操作するのは少し面倒です。自動で調整してくれると、掃除の流れを止めずに進められます。
ただし、自動運転は何でも完全に任せられる魔法の機能ではありません。大きなごみや重いごみ、じゅうたんに深く入り込んだごみは、掃除機の動かし方も大切です。ヘッドをゆっくり動かしたり、気になる場所を何度か往復したりすると、よりきれいにしやすくなります。
掃除に慣れていない人でも使いやすいのが自動運転の良さです。強弱の調整を意識しすぎなくても、普段の掃除を進めやすくなります。
PV-BH900SMでもPV-BL50Mでも、便利機能を活かすには掃除する場所に合わせた動かし方が大切です。機能に任せきりにするより、少しゆっくり動かすほうが仕上がりはよくなります。
ターボ運転の必要性を考える
コードレス掃除機には、標準運転だけでなく、より強く吸い込むモードが用意されていることがあります。ターボ運転のような強いモードは、いつも使うというより、ここぞという場面で使うのが向いています。たとえば、玄関近くの砂ぼこり、ラグに入り込んだごみ、ソファのすき間、ペットの毛が集まりやすい場所などです。
PV-BH900SMはもともとパワー重視のモデルなので、強めの運転を使ったときの頼もしさを感じやすいでしょう。じゅうたんやマットをしっかり掃除したい人には、こうした強い運転が役立ちます。一方、PV-BL50Mも日常掃除では十分使いやすく、必要なときだけ強めに吸わせる使い方ができます。
ただし、強い運転は電池の消費が早くなる傾向があります。家中をずっと強いモードで掃除するより、普段は標準や自動を使い、気になる場所だけ強くするほうが効率的です。掃除時間を長く取りたいときにも、この使い分けが役立ちます。
ターボ運転は「毎回使うもの」ではなく「仕上げに使うもの」と考えると、電池切れの心配を減らしながらきれいに掃除できます。
吸引力を最大限に活かしたいなら、強いモードを使う場所を決めておくことが大切です。必要な場面でだけ使うことで、掃除全体がスムーズになります。
毎日の掃除で感じるパワーの差
毎日の掃除でパワーの差を感じやすいのは、フローリングよりもラグ、マット、ソファまわり、部屋のすみなどです。表面に見えているごみだけなら、どちらのモデルでもしっかり対応しやすいですが、繊維の中や家具のすき間に入り込んだごみになると、PV-BH900SMのパワー重視の設計が活きてきます。
一方で、毎日こまめに掃除する家庭では、ごみがたまる前に吸い取ることができます。その場合、PV-BL50Mの軽さが使いやすさにつながります。掃除機を出すのが面倒で掃除の回数が減るより、軽い掃除機でこまめに掃除できるほうが、結果的に部屋をきれいに保ちやすいこともあります。
つまり、PV-BH900SMは「一度の掃除でしっかりきれいにしたい人」、PV-BL50Mは「短い掃除をこまめに続けたい人」に向いています。どちらが良いかは、掃除の回数や床の状態によって変わります。
吸引力だけで選ぶと、重さや取り回しが気になることがあります。反対に、軽さだけで選ぶと、じゅうたん掃除でパワーがほしくなる場合もあります。
家の中でいちばん掃除が大変な場所を思い浮かべて、その場所に合うモデルを選ぶのが失敗しにくい方法です。
軽さ・取り回し・収納性をチェック
1.6kgと1.4kgの差は大きい?
PV-BH900SMは標準質量1.6kg、PV-BL50Mは1.4kgです。数字だけ見ると0.2kgの差なので、「それほど変わらないのでは?」と思うかもしれません。しかし、掃除機は持ち上げたり、前後に動かしたり、方向を変えたりしながら使う家電です。そのため、実際に使うと0.2kgの差を感じる人もいます。
特に差が出やすいのは、階段、棚の上、エアコンまわり、カーテンレール付近など、掃除機を持ち上げる場面です。床をまっすぐ掃除するだけなら自走機能もあるため重さを感じにくいですが、持ち上げる時間が長いほど軽いモデルのほうがラクに感じやすくなります。
PV-BH900SMは1.6kgでも十分軽いモデルですが、PV-BL50Mはさらに軽いため、腕力に自信がない人や、掃除機を何度も出し入れする人に向いています。反対に、重さより吸引力を重視したいならPV-BH900SMが候補になります。
0.2kgの差は、短時間なら小さく、毎日使うと大きく感じることがあるというのがポイントです。
軽さを最優先するならPV-BL50M、パワーとのバランスを見るならPV-BH900SMと考えると選びやすくなります。
階段や高い場所で使いやすいのはどっち?
階段や高い場所の掃除では、PV-BL50Mの軽さが有利です。階段掃除は、掃除機を一段ずつ動かしながら使うため、床を平らに掃除するよりも持ち上げる動きが増えます。片手で本体を支えながらヘッドを動かす場面もあるため、少しでも軽いほうが扱いやすく感じます。
高い場所の掃除でも同じです。棚の上、照明の周辺、エアコンの上、カーテンレールなどは、腕を上げた状態で掃除機を使うことがあります。この姿勢は思った以上に疲れやすく、重さの差を感じやすいです。PV-BL50Mなら、こうした場所でも手に取りやすいでしょう。
ただし、PV-BH900SMにも多彩なツールがあり、場所に合わせて付け替えれば高い場所やすき間の掃除にも対応しやすいです。パワーがある分、ほこりがたまりやすい場所をしっかり掃除したいときには安心感があります。
階段や高所の掃除が多い家庭では、掃除機の重さはかなり重要です。掃除するたびに疲れると、自然と掃除の回数が減ってしまうこともあります。
家の中に階段があるか、高い場所をよく掃除するかを考えると、どちらが自分に合うか見えてきます。
ハンディ掃除での使い勝手
スティック掃除機は、床掃除だけでなくハンディ掃除でも便利です。延長パイプを外せば、ソファ、車内、棚、机の上、すき間などを掃除しやすくなります。PV-BH900SMもPV-BL50Mも、ハンディとして使うことで掃除の幅が広がります。
ハンディ掃除で重視したいのは、重さとツールの使いやすさです。車のシートの間やソファのすき間などは、掃除機を細かく動かす必要があります。こうした場面では、軽いPV-BL50Mのほうが腕への負担は少なく感じやすいです。特に、片手で本体を持ちながらもう片方の手でクッションを動かすような掃除では、軽さが助けになります。
一方で、PV-BH900SMはパワー重視のモデルなので、シートに入り込んだごみやマットのほこりをしっかり吸いたい場面に向いています。車内の砂ぼこりやペットの毛など、やや手ごわいごみにはパワーがあると安心です。
ハンディ掃除は「軽さ」と「吸い込みたいごみの種類」で選ぶのがポイントです。
棚や机まわりをこまめに掃除するならPV-BL50M、車内や布製品をしっかり掃除するならPV-BH900SMという考え方ができます。
スタンド式充電台の便利さ
PV-BH900SMとPV-BL50Mは、どちらもスタンド式充電台付きです。コードレス掃除機は、使いたいときに充電されていることがとても大切です。掃除しようと思ったときに電池が切れていると、それだけでやる気が下がってしまいます。スタンドに戻すだけで充電できる仕組みは、毎日の使いやすさに直結します。
スタンド式充電台の良いところは、掃除機の置き場所が決まりやすいことです。収納場所が決まっていないと、部屋の隅に立てかけたり、押し入れにしまい込んだりして、使うまでの動きが増えてしまいます。スタンドがあれば、使った後に戻すだけなので、次に使うときもすぐ手に取れます。
また、付属ツールをまとめて置けるタイプなら、必要なときに探す手間も減ります。すき間ノズルやブラシなどは、小さくてなくしやすいものです。掃除機本体と一緒に収納できると、使いたい場面でスムーズに取り出せます。
掃除機は出しやすい場所にあるほど使う回数が増えます。リビングの近く、廊下、洗面所のそばなど、よく掃除する場所に置くと便利です。
収納場所を考えずに購入すると、せっかくのコードレス掃除機が使いにくくなることがあります。購入前に置き場所を決めておくと安心です。
家族みんなが使いやすいモデルの選び方
家族みんなで掃除機を使うなら、扱いやすさを重視することが大切です。掃除機は一人だけが使うとは限りません。家族の中に力の弱い人や、掃除機の重さが気になる人がいる場合は、軽いPV-BL50Mが使いやすい候補になります。
特に、子どもの食べこぼしをすぐ掃除したい、家族が帰宅したあと玄関まわりをサッと掃除したい、洗面所に落ちた髪の毛をこまめに吸いたいといった場面では、軽い掃除機のほうが使う人を選びにくいです。掃除機を出すハードルが下がると、家族の誰かが気づいたときに掃除しやすくなります。
一方、家族が多い家庭ではごみの量も増えやすく、リビングのラグやソファまわりが汚れやすいこともあります。その場合はPV-BH900SMのパワーが役立ちます。特にペットがいる家庭や、外遊びが多い子どもがいる家庭では、しっかり吸える安心感があります。
家族で使うなら「誰が一番よく使うか」を考えると選びやすいです。
軽さを重視する家庭ならPV-BL50M、掃除量が多くパワーも必要ならPV-BH900SMがおすすめです。家族全員が無理なく使えることが、掃除を続けやすくする大事なポイントです。
便利機能とお手入れのしやすさを比較
3方向ごみくっきりライトの実力
PV-BH900SMとPV-BL50Mに共通する便利機能の中でも、注目したいのが3方向ごみくっきりライトです。ヘッドの前だけでなく左右も緑色LEDで照らし、床に落ちた細かなごみを見えやすくします。掃除をしていると、明るい部屋でもほこりや髪の毛を見落とすことがあります。特にフローリングの色や照明の角度によっては、ごみが床になじんでしまい、掃除後に気づくこともあります。
3方向に光が広がることで、ヘッドの前方だけでなく、壁ぎわや家具の横にあるごみも確認しやすくなります。掃除機をかけたあとに「まだ残っていた」と感じることが減りやすいのは、大きなメリットです。
また、ライトでごみが見えると、掃除のやる気にもつながります。見えなかったごみが浮かび上がると、掃除した成果がわかりやすくなります。毎日の掃除が少し楽しく感じられる人もいるでしょう。
ごみを見つけやすいことは、吸引力と同じくらい大切です。どんなに吸う力があっても、ごみの場所に気づかなければ吸い取れません。
暗い場所や家具の下をよく掃除する家庭では、ライトの便利さを感じやすいです。PV-BH900SMでもPV-BL50Mでも、この機能は大きな魅力です。
ARおそうじは本当に便利?
ARおそうじは、スマートフォンを掃除機に取り付けて、掃除した場所の軌跡を画面で確認できる機能です。普段の掃除では、自分がどこを掃除したかを感覚で判断している人が多いはずです。しかし、部屋が広かったり、家具が多かったりすると、同じ場所を何度も掃除したり、逆に掃除し忘れたりすることがあります。
ARおそうじを使うと、掃除の流れが見えるようになります。完全に正確な地図を作る機能ではありませんが、掃除の抜けを減らすサポートとして使えます。特に、掃除を効率よく進めたい人や、広めのリビングを掃除する人には面白い機能です。
また、掃除機を動かすおすすめのスピードを知らせる機能もあり、早く動かしすぎてごみを取り残すことを防ぎやすくなります。掃除機は速く動かせば短時間で終わるように見えますが、実際にはゆっくり動かしたほうがごみを吸いやすい場面もあります。
ARおそうじは、掃除を見える化して効率を上げたい人向けの機能です。
ただし、スマートフォン画面を見続けながら掃除するのは安全面で注意が必要です。周囲を確認しながら使うことを忘れないようにしましょう。
からまんブラシで髪の毛掃除はラクになる?
掃除機のお手入れで面倒に感じやすいのが、ブラシにからまった髪の毛の処理です。特に髪の長い人がいる家庭や、ペットを飼っている家庭では、掃除のたびにブラシに毛がからまってしまうことがあります。これを手で取ったり、ハサミで切ったりするのはなかなか手間です。
PV-BH900SMとPV-BL50Mには、からまんブラシが搭載されています。ブラシの先端をループ形状にすることで、髪の毛などがからまりにくくなるよう工夫されています。毛がまったく付かないわけではありませんが、一般的なブラシよりもお手入れの負担を減らしやすい点が魅力です。
髪の毛やペットの毛は、フローリングだけでなくラグやソファにも付きやすいです。掃除機で吸い込めても、ブラシに巻きついてしまうと吸引力の低下や異音の原因になることがあります。からまりにくい構造は、掃除機を長く気持ちよく使うためにも役立ちます。
掃除後のお手入れがラクだと、掃除機を使う回数も増えやすいです。吸引力だけでなく、お手入れの簡単さも毎日の満足度に直結します。
髪の毛が多く落ちる洗面所や寝室をよく掃除する家庭では、からまんブラシの価値を感じやすいでしょう。
ごみ捨てとダストケースの使いやすさ
コードレス掃除機を快適に使うには、ごみ捨てのしやすさも大切です。吸引力が高くても、ごみを捨てるたびに手が汚れたり、ダストケースの中にごみが残ったりすると、使うのが面倒になります。PV-BH900SMとPV-BL50Mは、日々のお手入れまで考えられたモデルです。
サイクロン式は紙パックを使わないため、たまったごみをダストケースから捨てる仕組みです。紙パックを買い足す必要がない一方で、ダストケースのごみ捨てや掃除は定期的に必要になります。ここが使いやすいかどうかで、日常のストレスが変わります。
ごみ捨てでは、細かなほこりが舞いやすい点に注意が必要です。ごみ箱の奥で静かに捨てる、こまめに捨てる、ダストケースを無理に振らないなど、少し気をつけるだけで快適に使いやすくなります。
サイクロン式は「こまめなごみ捨て」が快適さのコツです。ごみをためすぎると吸引力やにおいが気になる原因になることがあります。
掃除後にすぐごみを捨てる習慣をつけると、次に使うときも気持ちよく掃除できます。PV-BH900SMもPV-BL50Mも、使った後のひと手間を意識すると性能を保ちやすくなります。
水洗いできるパーツとお手入れの注意点
PV-BH900SMとPV-BL50Mは、回転ブラシを水洗いできる点も魅力です。掃除機のブラシは、床に直接ふれる部分なので、ほこりや髪の毛、細かな汚れがたまりやすい場所です。水洗いできると、汚れが気になったときに清潔にしやすくなります。
ただし、水洗いできるパーツとできないパーツをきちんと確認することが大切です。モーター部分や電気部品は水に弱いため、間違って水をかけると故障の原因になります。洗えるパーツだけを外して洗い、しっかり乾かしてから戻すようにしましょう。
また、水洗い後に乾燥が不十分なまま使うと、においやカビの原因になることがあります。洗ったあとは風通しのよい場所で十分に乾かすことが大切です。急いで使いたいときでも、ぬれたまま取り付けるのは避けましょう。
掃除機を長く使うには、吸う力だけでなく手入れの仕方も大切です。ブラシやダストケースをきれいに保つことで、気持ちよく使い続けられます。
水洗いできるからといって、本体ごと洗うのは絶対に避ける必要があります。説明書に合わせたお手入れを心がけると安心です。
PV-BH900SMとPV-BL50Mはどんな人におすすめ?
PV-BH900SMがおすすめな人
PV-BH900SMは、掃除機にしっかりした吸引力を求める人におすすめです。特に、じゅうたんやラグ、マットをよく使っている家庭では、繊維の奥に入り込んだごみを吸いやすいパワーが役立ちます。フローリングだけでなく、布製品や車内の掃除までしっかり行いたい人にも向いています。
また、ペットの毛、髪の毛、細かな砂ぼこりなどが気になる家庭にも合います。ごみが多い場所を一度でしっかり掃除したい場合、パワー重視のモデルは安心感があります。掃除の回数が少なくても、1回の掃除でしっかりきれいにしたい人にはPV-BH900SMが頼もしいでしょう。
標準質量は1.6kgなので、パワー重視モデルとしては扱いやすさもあります。軽さだけを見るとPV-BL50Mに一歩ゆずりますが、吸引力とのバランスを考えると魅力的です。
PV-BH900SMは「掃除の仕上がりを重視したい人」に向くモデルです。
ラグのごみが気になる、ペットの毛をしっかり吸いたい、家中を1台で掃除したいという人なら、満足しやすい選択肢になります。
PV-BL50Mがおすすめな人
PV-BL50Mは、軽さと使いやすさを重視する人におすすめです。標準質量1.4kgなので、スティック掃除機を手軽に使いたい人に向いています。毎日サッと掃除したい、気づいたときにすぐ使いたい、掃除機の重さが気になりやすいという人にぴったりです。
フローリング中心の家では、PV-BL50Mの軽快さが役立ちます。床の表面に落ちた髪の毛やほこり、食べこぼしなどは、こまめに掃除すればたまりにくくなります。軽い掃除機なら出すのが面倒になりにくく、結果的に部屋をきれいに保ちやすくなります。
階段や洗面所、キッチン、玄関など、短時間で掃除したい場所が多い家庭にも向いています。掃除機を持ち替えたり、向きを変えたりする動きが多い場所では、軽さが大きなメリットになります。
掃除機が重いと感じると、使う回数が自然に減ってしまうことがあります。その点、PV-BL50Mは日常使いのしやすさに強みがあります。
軽くて必要な機能もそろったモデルがほしい人には、PV-BL50Mが選びやすいでしょう。
ペットがいる家庭ならどっち?
ペットがいる家庭では、基本的にはPV-BH900SMがおすすめです。犬や猫の毛は、フローリングだけでなくラグ、ソファ、クッション、部屋のすみなどにたまりやすいです。特に布製品に入り込んだ毛をしっかり掃除したいなら、パワー重視のPV-BH900SMが頼りになります。
ただし、ペットの毛は毎日少しずつ落ちるため、こまめな掃除も大切です。フローリング中心で、毎日短時間の掃除をするならPV-BL50Mの軽さも魅力です。軽い掃除機なら、ペットが歩いたあとや毛が目についたときにすぐ使いやすくなります。
からまんブラシは両機種に搭載されているため、毛がブラシにからまりにくい点はどちらも安心です。ペットの毛は掃除機のブラシに巻きつきやすいので、この機能は大きなメリットになります。
毛の量が多い、ラグやソファも掃除したいならPV-BH900SMがおすすめです。
一方で、軽くて何度も使いやすいことを重視するならPV-BL50Mも十分候補になります。ペットの毛を「しっかり取る」か「こまめに取る」かで選ぶと失敗しにくいです。
一人暮らし・ファミリーで選び方は変わる?
一人暮らしとファミリーでは、掃除機に求めるものが少し変わります。一人暮らしの場合、部屋数が少なく、フローリング中心の住まいも多いため、軽くてサッと使えるPV-BL50Mが合いやすいです。掃除機を出す手間が少ないと、忙しい日でも短時間で掃除できます。
一方、ファミリーの場合は、食べこぼし、砂ぼこり、髪の毛、ラグのごみなど、掃除する量が増えやすくなります。リビングが広い、子どもがいる、ペットがいる、布製の家具が多いといった家庭では、PV-BH900SMのパワーが役立つ場面が多くなります。
また、家族で使う場合は、誰が掃除機を使うかも大切です。力の弱い人や年配の家族も使うなら、軽いPV-BL50Mが扱いやすいでしょう。反対に、主に掃除をする人がパワーを重視するならPV-BH900SMが向いています。
家族構成だけでなく、床材や掃除の頻度も合わせて考えることが大切です。
一人暮らしや軽快さ重視ならPV-BL50M、掃除量が多い家庭ならPV-BH900SMという選び方がわかりやすいでしょう。
後悔しないための購入前チェックリスト
| チェック項目 | 確認すること |
|---|---|
| 床材 | フローリング中心か、じゅうたんやラグが多いか |
| 掃除頻度 | 毎日こまめに掃除するか、まとめて掃除するか |
| 使う人 | 軽さを重視したい家族がいるか |
| ごみの種類 | 髪の毛、ペットの毛、砂ぼこりが多いか |
| 収納場所 | スタンド式充電台を置ける場所があるか |
購入前には、上のチェック項目を確認しておくと安心です。掃除機は買って終わりではなく、毎日使ってこそ価値があります。自分の家の床材、掃除する時間、家族の使いやすさまで考えることで、選んだあとに後悔しにくくなります。
PV-BH900SMは吸引力を重視したい人に向き、PV-BL50Mは軽さと扱いやすさを重視したい人に向きます。どちらも便利機能は充実しているため、細かな機能差よりも、暮らしの中でどちらが使いやすいかを考えるのが大切です。
掃除が大変だと感じている場所を思い浮かべると、必要なモデルが見えてきます。
迷ったときは、いちばん掃除したい場所に強いモデルを選ぶのがおすすめです。そこが快適になると、掃除全体の満足度も高くなります。
まとめ
PV-BH900SMとPV-BL50Mは、どちらも日立らしい使いやすさを備えたコードレススティック掃除機です。PV-BH900SMは吸引力を重視したモデルで、じゅうたんやラグ、ペットの毛、細かなごみをしっかり掃除したい人に向いています。PV-BL50Mは軽さが魅力で、フローリング中心の家や、毎日こまめに掃除したい人に合います。
共通して、3方向ごみくっきりライト、からまんブラシ、ARおそうじ、自走機能など便利な機能を備えているため、どちらを選んでも日常掃除の快適さは期待できます。選ぶときは、パワーを優先するか、軽さを優先するかを考えるのがポイントです。自分の家でいちばん掃除が大変な場所を思い浮かべて選べば、満足できる1台に近づけます。



