この記事では、キヤノンプリンターのTS8930とXK510を比較し、どちらを選ぶべきかを分かりやすく整理します。
結論からいうと、本体価格を抑えて高画質プリントを楽しみたいならTS8930、写真や文書を多く印刷するならXK510が有力です。
そこで、印刷コスト、写真画質、速度、サイズ、操作性、用紙対応、購入後の注意点まで順番に見ていきましょう。
先に結論!TS8930は本体価格重視、XK510は印刷コスト重視
TS8930とXK510は、どちらもキヤノンのA4対応インクジェット複合機です。
大きな違いは、本体価格を重視するか、印刷コストや写真プリントの満足度を重視するかです。
比較表で先に違いを確認
まずは、TS8930とXK510の主な違いを一覧で確認しましょう。
| 比較項目 | TS8930 | XK510 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 高画質ハイスペックモデル | プレミアムハイスペックモデル |
| インク | 6色ハイブリッド | プレミアム6色ハイブリッド |
| 特色インク | グレー | フォトブルー |
| L判写真コスト | 約22.9円 | 約11.1円 |
| A4カラー文書コスト | 約12.7円 | 約4.2円 |
| A4モノクロ文書コスト | 約4.5円 | 約1.7円 |
| 本体価格の目安 | XK510より抑えやすい | TS8930より高め |
| サイズ | 約372×345×142mm | 約372×345×142mm |
| 重さ | 約6.6kg | 約6.6kg |
印刷コストを重視するならXK510、本体価格を抑えたいならTS8930という見方が分かりやすいです。
見た目のサイズや基本機能は近いため、迷ったときは「どれくらい印刷するか」で判断すると失敗しにくくなります。
どっちを選ぶかの結論
選び方を簡単に分けると、次のようになります。
| 選び方 | おすすめ機種 |
|---|---|
| 本体価格を抑えたい | TS8930 |
| 年賀状や写真をよく印刷する | XK510 |
| 文書印刷の枚数が多い | XK510 |
| たまに写真や書類を印刷する | TS8930 |
| 長く使ってインク代を抑えたい | XK510 |
| 初期費用をできるだけ抑えたい | TS8930 |
TS8930は、必要十分な高画質機能を備えつつ、購入時の負担を抑えやすい点が魅力です。
一方でXK510は、本体価格は高めでも、L判写真やA4文書の印刷コストを抑えやすいのが強みです。
TS8930とXK510を7項目で比較
ここからは、TS8930とXK510の違いを7項目で詳しく比較します。
スペックだけでなく、実際に使うときの選び方まで確認していきましょう。
本体価格と印刷コストの違い
| 比較項目 | TS8930 | XK510 |
|---|---|---|
| 本体価格の傾向 | 抑えやすい | 高め |
| L判写真コスト | 約22.9円 | 約11.1円 |
| A4カラー文書コスト | 約12.7円 | 約4.2円 |
| A4モノクロ文書コスト | 約4.5円 | 約1.7円 |
| 向いている人 | 印刷頻度が少なめの人 | 印刷枚数が多い人 |
TS8930は、本体価格を抑えたい人に向いています。
たまに写真を印刷する、学校や家庭の書類を必要なときだけ印刷するという使い方なら、初期費用を抑えやすいTS8930でも満足しやすいです。
一方で、XK510は印刷コストの低さが大きな魅力です。
写真や文書を何度も印刷する家庭では、XK510のほうが長期的な負担を抑えやすいでしょう。
写真画質とインク構成の違い
| 比較項目 | TS8930 | XK510 |
|---|---|---|
| インク構成 | 6色ハイブリッド | プレミアム6色ハイブリッド |
| 特色インク | グレー | フォトブルー |
| 写真向きの特徴 | 階調表現に強い | 粒状感を抑えた繊細な描写に期待 |
| 文字印刷 | 顔料ブラック対応 | 顔料ブラック対応 |
TS8930は、グレーインクを含む6色ハイブリッドインクを採用しています。
写真も文字もきれいに出したい家庭用プリンターとして、十分に使いやすい構成です。
XK510は、フォトブルーを含むプレミアム6色ハイブリッドインクが特徴です。
写真プリントのなめらかさや繊細な表現を重視するならXK510が有利です。
印刷速度と文書印刷の違い
| 比較項目 | TS8930 | XK510 |
|---|---|---|
| L判写真 | 約10秒 | 約10秒 |
| A4カラー | 約10.0ipm | 約10.0ipm |
| A4モノクロ | 約15.0ipm | 約15.0ipm |
| コピー速度 | 約14秒 | 約14秒 |
印刷速度は、TS8930とXK510で大きな差はありません。
L判写真、A4カラー、A4モノクロの速度は同等なので、速さだけで選ぶ必要は少ないです。
文書印刷では、どちらも顔料ブラックを使えるため、文字をくっきり印刷しやすい構成です。
速度は同等なので、印刷コストと写真画質を優先して選ぶと判断しやすくなります。
サイズと設置しやすさの違い
| 比較項目 | TS8930 | XK510 |
|---|---|---|
| 外形寸法 | 約372×345×142mm | 約372×345×142mm |
| 重さ | 約6.6kg | 約6.6kg |
| 設置性 | 同等 | 同等 |
| 置き場所の考え方 | 棚やデスクに置きやすい | 棚やデスクに置きやすい |
サイズと重さは同じです。
そのため、置き場所でTS8930とXK510のどちらかを選ぶ必要はほとんどありません。
注意したいのは、給紙や排紙のスペースです。
本体サイズだけでなく、用紙を出し入れする前後の余裕まで見ておくと安心です。
操作性と接続機能の違い
| 比較項目 | TS8930 | XK510 |
|---|---|---|
| 液晶 | 4.3型タッチパネル | 4.3型タッチパネル |
| Wi-Fi | 5GHz対応 | 5GHz対応 |
| USB | Hi-Speed USB | Hi-Speed USB |
| スマホ接続 | 対応 | 対応 |
| 操作性 | 使いやすい | 写真利用を意識した操作性 |
どちらも4.3型タッチパネルを搭載し、Wi-Fiやスマホからの印刷に対応しています。
基本的な操作性では大きな差はありません。
XK510は、写真プリントに便利な使い方を意識した上位寄りのモデルです。
スマホ写真をよく印刷する人は、XK510のほうが満足しやすいでしょう。
用紙対応と給紙の違い
| 比較項目 | TS8930 | XK510 |
|---|---|---|
| 給紙方式 | 後トレイ/カセット | 後トレイ/カセット |
| 普通紙給紙枚数 | 後トレイ100枚/カセット100枚 | 後トレイ100枚/カセット100枚 |
| はがき給紙 | 後トレイ40枚 | 後トレイ40枚 |
| レーベル印刷 | 対応 | 対応 |
| 自動両面 | 対応 | 対応 |
給紙方式や普通紙の最大積載枚数は、TS8930とXK510で共通しています。
後トレイとカセットを使い分けられるため、普通紙と写真用紙を切り替えながら使いやすいです。
年賀状、写真、文書、レーベル印刷など幅広く使いたい場合でも、どちらも家庭用として十分な機能を備えています。
用紙対応の差より、印刷コストと写真画質の違いを重視するのがおすすめです。
購入後にかかる注意点の違い
| 比較項目 | TS8930 | XK510 |
|---|---|---|
| インク型番 | BCI-331/BCI-330系 | XKI-N21/XKI-N20系 |
| 初回インク | セットアップ用インク | セットアップ用インク |
| コスト面の注意 | 大量印刷ではインク代に注意 | 本体価格の高さに注意 |
| 向いている使い方 | 低頻度印刷 | 高頻度印刷 |
購入後に注意したいのは、インク型番と印刷頻度です。
TS8930とXK510では対応インクが異なるため、買い替え時や予備インクの購入時に間違えないようにしましょう。
また、初回は印刷可能な状態にするためにインクを消費します。
本体価格だけでなく、使い始めてからのインク代まで含めて考えることが大切です。
TS8930とXK510をおすすめする人
TS8930とXK510は、どちらが上かではなく、使い方に合うかで選ぶプリンターです。
ここでは、それぞれに向いている人を整理します。
TS8930がおすすめな人
TS8930は、初期費用を抑えながら、写真も文書もきれいに印刷したい人に向いています。
印刷頻度がそこまで多くない家庭なら、本体価格の抑えやすさが大きなメリットになります。
おすすめなのは、次のような人です。
- 本体価格をできるだけ抑えたい人
- 写真印刷はたまに使う程度の人
- 家庭の書類や学校プリントを印刷したい人
- 高画質モデルをなるべく手頃に選びたい人
TS8930は、コストと機能のバランスを重視したい人に選びやすいモデルです。
XK510がおすすめな人
XK510は、写真や文書をよく印刷する人に向いています。
本体価格はTS8930より高めですが、印刷コストが低いため、使うほど差を感じやすいモデルです。
おすすめなのは、次のような人です。
- 写真をよく印刷する人
- 年賀状や家族写真を多く印刷する人
- A4カラー文書やモノクロ文書を頻繁に印刷する人
- 長く使う前提でインク代を抑えたい人
XK510は、購入時の価格よりも、使い続けたときのコストや写真画質を重視する人に向いています。
購入前に見落としやすい3つの注意点
TS8930とXK510は基本性能が近いため、細かな違いを見落とすと選び方を間違えやすくなります。
購入前に確認したい注意点を3つに分けて見ていきましょう。
本体価格だけで判断しない
TS8930は本体価格を抑えやすく、購入時の負担を軽くしやすいです。
しかし、写真や文書をたくさん印刷する場合は、印刷コストの差が積み重なります。
一方で、XK510は本体価格が高めでも、印刷枚数が多い人ほどランニングコストの低さが活きます。
購入時の価格だけでなく、1年で何枚くらい印刷するかを考えて選びましょう。
インク型番を間違えない
TS8930とXK510は、使うインク型番が違います。
TS8930はBCI-331/BCI-330系、XK510はXKI-N21/XKI-N20系です。
すでに別のキヤノンプリンターを使っている場合でも、インクをそのまま流用できるとは限りません。
予備インクを買うときは、プリンター本体の型番とインク型番をセットで確認しましょう。
写真印刷の頻度を先に考える
TS8930とXK510で迷う場合、最も大きな判断材料は写真印刷の頻度です。
たまに印刷する程度ならTS8930でも十分満足しやすいです。
一方で、家族写真、旅行写真、年賀状などをよく印刷するなら、XK510の低ランニングコストが魅力になります。
写真を多く印刷するほどXK510、少ないならTS8930という基準で考えると選びやすいです。
キヤノンプリンターTS8930とXK510のよくある質問
TS8930とXK510を比較するときに迷いやすい疑問をまとめます。
TS8930とXK510はどっちが安いですか?
本体価格はTS8930のほうが抑えやすい傾向です。ただし、印刷コストはXK510のほうが低いため、長く多く印刷するならXK510も候補になります。
写真印刷に向いているのはどちらですか?
写真印刷のコストや表現力を重視するならXK510が向いています。TS8930も6色ハイブリッドインクなので、家庭用の写真印刷には十分使いやすいモデルです。
文書印刷が多い場合はどちらがいいですか?
文書印刷が多い場合は、A4カラーやモノクロの印刷コストが低いXK510が向いています。印刷頻度が少ないならTS8930でも選びやすいです。
サイズや重さに違いはありますか?
TS8930とXK510は、どちらも約372×345×142mm、約6.6kgです。設置性はほぼ同じなので、置き場所ではなく印刷コストや写真画質で選ぶのがおすすめです。
インクは共通で使えますか?
共通ではありません。TS8930はBCI-331/BCI-330系、XK510はXKI-N21/XKI-N20系です。購入時は対応インクを確認しましょう。
年賀状をたくさん印刷するならどちらですか?
年賀状を毎年多く印刷するなら、印刷コストを抑えやすいXK510が向いています。年に数枚から数十枚程度なら、TS8930でも十分候補になります。
キヤノンプリンターTS8930とXK510は印刷頻度で選ぶ
TS8930とXK510で迷ったら、本体価格を重視するか、印刷コストを重視するかで選ぶと分かりやすいです。
TS8930は、初期費用を抑えながら写真も文書もきれいに印刷したい人に向いています。
XK510は、写真や文書をよく印刷する人、長く使う前提でインク代を抑えたい人に向いています。
サイズや速度は大きく変わらないため、最終的には「どれくらい印刷するか」「写真の仕上がりをどこまで重視するか」で選びましょう。



