この記事では、オーブンレンジNE-FS3DとER-60Bの違いを、容量・あたため・オーブン・スチーム・自動メニューなどから比較します。
結論からいうと、毎日のあたためをシンプルに使いたいならNE-FS3D、料理メニューやスチーム調理まで楽しみたいならER-60Bが選びやすいです。
その理由は、どちらも23Lで最高出力1000Wながら、自動メニュー数やスチーム機能、庫内コーティングに大きな差があるためです。
NE-FS3DとER-60Bの違いを先に確認
NE-FS3DとER-60Bは、どちらも23Lクラスのフラット庫内オーブンレンジです。
ただし、NE-FS3Dはシンプルなあたため中心、ER-60Bは角皿式スチームや自動メニューを活かした調理中心という違いがあります。
比較表で全体の違いを確認
| 比較項目 | NE-FS3D | ER-60B |
|---|---|---|
| メーカー | パナソニック | 東芝 |
| 総庫内容量 | 23L | 23L |
| 庫内形状 | ワイド&フラット | ワイド&フラット庫内 |
| レンジ最高出力 | 1000W | 1000W |
| センサー | 湿度センサー | 温度センサー |
| オーブン温度 | 100〜250℃ | 100〜250℃ |
| スチーム調理 | 非対応 | 角皿式スチーム対応 |
| 自動メニュー数 | 6 | 71 |
| レシピ数 | 28 | 83 |
| お手入れ | 耐熱塗装 | 庫内よごれプロテクト |
| 質量 | 15.2kg | 約15kg |
NE-FS3Dは、よく使う機能を絞ったシンプルモデルです。公式仕様では、総庫内容量23L、湿度センサー、最高出力1000W、自動メニュー数6とされています。
ER-60Bは、角皿式スチームオーブンレンジで、自動メニュー71、総レシピ数83、ノンフライ調理に対応します。料理の幅で選ぶならER-60Bのほうが多機能です。
どっちを選ぶかの結論
| 選び方 | おすすめ |
|---|---|
| あたため中心で使いたい | NE-FS3D |
| 操作がシンプルなほうがいい | NE-FS3D |
| スチーム調理も使いたい | ER-60B |
| 自動メニューを多く使いたい | ER-60B |
| ノンフライ調理をしたい | ER-60B |
| キッチンにすっきり置きたい | どちらも候補 |
毎日の弁当、ごはん、飲み物のあたためが中心ならNE-FS3Dで十分です。
一方で、揚げ物のあたため、ノンフライ調理、角皿式スチーム、時短メニューまで使いたいならER-60Bが向いています。
NE-FS3DとER-60Bを7項目で比較
ここからは、NE-FS3DとER-60Bの違いを7項目に分けて比較します。
スペックが近い部分もありますが、実際の使い勝手は「スチームの有無」「自動メニュー数」「お手入れ」で差が出やすいです。
容量と庫内サイズの違い
| 比較項目 | NE-FS3D | ER-60B |
|---|---|---|
| 総庫内容量 | 23L | 23L |
| 庫内形状 | ワイド&フラット | ワイド&フラット庫内 |
| 庫内寸法 | 幅374mm×奥行310mm×高さ180mm | 幅374mm×奥行310mm×高さ180mm前後 |
| 角皿 | 幅384mm×奥行299mm | 38.4×30cm |
容量はどちらも23Lで、ファミリー用の大型モデルではなく、日常使いしやすい中型クラスです。
庫内サイズも近く、大きめの弁当や皿を入れやすい点は共通しています。容量だけで選ぶなら大きな差はありません。
あたため性能とセンサーの違い
| 比較項目 | NE-FS3D | ER-60B |
|---|---|---|
| レンジ最高出力 | 1000W | 1000W |
| 最高出力の継続 | 約3分 | 最大3分 |
| 切り換わり後 | 600W | 600W |
| センサー | 湿度センサー | 温度センサー |
| 手動出力 | 1000・600・500・300・150W相当 | 1000・600・500・200・100W相当 |
あたため性能は、どちらも最高出力1000Wで、短時間高出力後に600Wへ切り換わる仕様です。
NE-FS3Dは湿度センサーを搭載し、シンプルな自動あたためを使いやすいのが特徴です。
ER-60Bは温度センサーを搭載し、1人分・2人分、冷凍ごはん、牛乳、コンビニ弁当などのあたため機能があります。あたための種類を細かく使い分けたいならER-60Bが便利です。
オーブンとグリル機能の違い
| 比較項目 | NE-FS3D | ER-60B |
|---|---|---|
| オーブン温度 | 100〜250℃ | 100〜250℃ |
| 加熱方式 | 上下ヒーターオーブン | 石窯オーブン |
| オーブン段数 | 1段 | 1段 |
| グリル | 遠赤Wヒーター、片面 | グリル調理対応 |
| 最高温度の運転時間 | 5分 | 約5分 |
オーブン温度はどちらも250℃まで対応します。
NE-FS3Dはグラタンやピザ、お菓子づくりに使いやすい一段オーブンです。
ER-60Bは石窯オーブンを採用し、庫内4面遠赤やノンフライ調理に対応しています。オーブン料理をよく作るならER-60Bのほうが調理向きです。
スチーム調理とノンフライ調理の違い
| 比較項目 | NE-FS3D | ER-60B |
|---|---|---|
| スチーム調理 | 非対応 | 角皿式スチーム対応 |
| スチーム方式 | なし | 角皿にお湯を注ぐ方式 |
| ノンフライ調理 | 非対応 | 対応 |
| パンあたため | 記載なし | ふっくらパン対応 |
| 揚げ物あたため | 記載なし | カラッとあたため対応 |
ここは大きな違いです。
NE-FS3Dはスチームなしのシンプルなオーブンレンジです。発酵もスチームなしで、公式仕様にも「スチームなし」と記載されています。
ER-60Bは角皿にお湯を注いで水蒸気を発生させる角皿式スチームに対応します。スチーム調理やノンフライ調理を使いたいならER-60B一択です。
自動メニューとレシピ数の違い
| 比較項目 | NE-FS3D | ER-60B |
|---|---|---|
| 自動メニュー数 | 6 | 71 |
| レシピ数 | 28 | 83 |
| 時短メニュー | スピード機能あり | 1分・3分・5分・7分メニューあり |
| 料理の幅 | 必要最小限 | 多い |
自動メニュー数は、NE-FS3Dが6、ER-60Bが71です。レシピ数もNE-FS3Dは28、ER-60Bは83と差があります。
NE-FS3Dは、使う機能を絞って迷わず操作したい人に合います。
ER-60Bは、自動メニューを活用して料理の幅を広げたい人向けです。メニュー数の多さを重視するならER-60Bが圧倒的に有利です。
設置スペースとサイズの違い
| 比較項目 | NE-FS3D | ER-60B |
|---|---|---|
| 外形寸法 | 幅468mm×奥行386mm×高さ338mm | 幅468mm×奥行384mm×高さ338mm |
| 設置条件 | 左右・背面ピッタリ、上方10cm以上 | 左右3cm以上、上方10cm以上、背面ピッタリ |
| 質量 | 15.2kg | 約15kg |
| ドア | たて開き | たて開き |
本体サイズは非常に近く、幅と高さは同じです。
ただし、設置条件は少し違います。NE-FS3Dは左右と背面をピッタリ置ける仕様で、上方10cm以上の空間が必要です。
ER-60Bは左3cm以上、右3cm以上、上方10cm以上のすき間が必要です。横幅に余裕が少ない棚ならNE-FS3Dのほうが置きやすい可能性があります。
お手入れと使いやすさの違い
| 比較項目 | NE-FS3D | ER-60B |
|---|---|---|
| 庫内コーティング | 耐熱塗装 | 庫内よごれプロテクト |
| 庫内灯 | あり | 記載あり |
| 表示 | ホワイトバックライト液晶 | バックライト液晶表示 |
| 操作性 | シンプル | メニューが多い |
| デザイン | フルドアデザイン | 石窯オーブン系デザイン |
NE-FS3Dは、操作部を下に配置したフルドアデザインで、シンプルに使いやすいモデルです。
ER-60Bは庫内よごれプロテクトに対応しており、調理メニューが多いぶん、汚れへの配慮もあります。多機能さとお手入れ性を両立したいならER-60Bが候補です。
NE-FS3Dがおすすめな人とER-60Bがおすすめな人
NE-FS3DとER-60Bは、同じ23Lクラスでも選ぶべき人が分かれます。
「どちらが高性能か」だけでなく、「自分が本当に使う機能があるか」で選ぶと後悔しにくいです。
NE-FS3Dがおすすめな人
NE-FS3Dがおすすめなのは、次のような人です。
- あたため中心で使いたい人
- 自動メニューは少なくてもよい人
- 操作がシンプルなほうがよい人
- 左右ピッタリ設置できるモデルを選びたい人
- スチーム機能は不要な人
NE-FS3Dは、機能を増やしすぎず、毎日のあたためや簡単なオーブン調理を使いやすくしたモデルです。
弁当、惣菜、ごはん、飲み物のあたためが中心なら、複雑なメニューが少ないぶん扱いやすいです。迷わず使えるシンプルさを重視するならNE-FS3Dが向いています。
ER-60Bがおすすめな人
ER-60Bがおすすめなのは、次のような人です。
- 角皿式スチームを使いたい人
- ノンフライ調理をしたい人
- 自動メニューを多く使いたい人
- 揚げ物をカラッとあたためたい人
- オーブン料理の幅を広げたい人
ER-60Bは、あたためだけでなく、スチーム調理やノンフライ調理まで使いたい人に合います。
自動メニュー数が多いため、レシピを見ながらいろいろ試したい人にも向いています。調理家電としてしっかり活用したいならER-60Bが選びやすいです。
購入前に確認したい3つの注意点
NE-FS3DとER-60Bは、どちらも日常使いしやすいオーブンレンジですが、購入前に見落としやすい注意点があります。
特に、価格、トースト、スチーム機能は買ってから後悔しやすいポイントです。
価格は販売店で変わる
NE-FS3DもER-60Bも、販売価格は店舗や時期によって変わります。
公式仕様だけでは実売価格まで判断しにくいため、価格差が大きい場合は機能差とあわせて考えることが大切です。
スチームや自動メニューを使わないなら、価格が安いほうを選ぶのも現実的です。価格差以上に使う機能があるかを基準にすると失敗しにくいです。
トーストはどちらも裏返しが必要
NE-FS3Dは、トーストボタンで一度に2枚まで焼けますが、裏返しが必要です。
ER-60Bもトーストは裏返しが必要で、公式機能一覧では6枚切り2枚の焼き上げ時間が7分40秒、約5分10秒で裏返しとされています。
トースターのように完全に手間なく焼けるわけではありません。トースト重視なら裏返しの手間を許容できるか確認しましょう。
スチーム機能の有無を先に決める
NE-FS3DとER-60Bで迷うなら、最初にスチーム機能が必要かを決めるのがおすすめです。
スチームを使わないなら、NE-FS3Dのシンプルさが魅力です。
一方、パンあたため、ノンフライ調理、角皿式スチームを使いたいならER-60Bが向いています。スチームを使う予定があるかどうかが最大の分かれ道です。
NE-FS3DとER-60Bの違いでよくある質問
NE-FS3DとER-60Bを比較するときに、購入前によく迷うポイントをまとめます。
NE-FS3DとER-60Bはどっちがいいですか?
あたため中心ならNE-FS3D、スチーム調理や自動メニューを使いたいならER-60Bがおすすめです。どちらも23Lで最高出力1000Wですが、機能の多さはER-60Bが上です。
NE-FS3DとER-60Bの容量は違いますか?
どちらも総庫内容量は23Lです。庫内サイズも近いため、容量だけで大きな差はありません。
スチーム調理ができるのはどちらですか?
スチーム調理に対応しているのはER-60Bです。NE-FS3Dはスチームなしのオーブンレンジです。
自動メニューが多いのはどちらですか?
ER-60Bです。NE-FS3Dの自動メニュー数は6、ER-60Bは71です。
トーストはどちらも焼けますか?
どちらもトーストに対応します。ただし、どちらも途中で裏返しが必要なので、トースターのような完全自動感を期待する場合は注意が必要です。
設置しやすいのはどちらですか?
本体サイズは近いですが、NE-FS3Dは左右と背面をピッタリ置ける仕様です。横幅に余裕が少ない場所ではNE-FS3Dのほうが置きやすい可能性があります。
料理をよくする人にはどちらが向いていますか?
料理をよくする人にはER-60Bが向いています。角皿式スチーム、ノンフライ調理、自動メニューの多さがあるため、あたため以外にも活用しやすいです。
NE-FS3DとER-60Bの違いを比較したまとめ
NE-FS3DとER-60Bは、どちらも23Lで最高出力1000Wのオーブンレンジですが、方向性が違います。あたため中心でシンプルに使いたいならNE-FS3D、スチームや自動メニューまで使いたいならER-60Bが選びやすいです。
比較で特に大きな違いは、スチーム調理、自動メニュー数、お手入れ機能です。NE-FS3Dは必要な機能に絞った扱いやすさ、ER-60Bは調理の幅を広げられる多機能さが魅力です。
価格や在庫は販売店によって変わるため、最終的には実売価格と使いたい機能を見比べて判断しましょう。スチームを使わないならNE-FS3D、料理にも活用したいならER-60Bを選ぶと後悔しにくいです。


